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一流は人を遺す~野村克也が残した指導哲学~

こんばんは。

コロナ危機に直面していますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

僕は、この除菌水ジーア を使って生活しています。

除菌効果もあるということで徹底対策が必要ですね。

おススメですので、ぜひ万全の対策でお過ごしくださいませ。

 

今日は、指導者として大事にしている言葉をご紹介します。

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先日お亡くなりになられた野村克也さんは、野球という道を通じて、真の一流というものをこのように語っていました。

”一流は人を遺す”

名著「7つの習慣」においてスティーブン・R・コヴィー氏は、「人格主義」でしか真の成功を得られないと述べています。

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社交的なイメージの醸成や、その表面的なテクニックを磨いたところで、誠実・謙虚・忍耐・勇気など内面的な人格が磨かれていないと真の成功にはたどり着けないのです。

さらに、私的成功から、公的成功を成し遂げることが人生の成功に導くと述べています。

まさに、野村さんが仰られていた人を遺すということは成功の哲学そのものなのだとつくづく感じます。

あれだけの成績を野球界に残された方が定義する一流の概念は野球だけに通ずるものではなく、かっこいい生き方をしろよ。と、そんなメッセージを感じます。

そんな野村さんが貫いてきた指導哲学があります。

人の成長に応じて三つの接し方を使い分けるということです。

「無視・称賛・批判」

今、指導者としてグラウンドや教壇に立とうとしている僕も大事にしている言葉です。

野球を通して豊かな人生、野球に囚われない成功を収めるための秘訣が隠されています。

無視

ここからは野球の話を交えて書いていきます。

 

まずは

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「無視。」

あえて無視するということです。

プロ野球で言うならば、2軍の選手の事です。

しかし、眼光は光らせておくのです。

しっかり見ているぞ。しっかり結果を残せよ。という心を持ちながら無視をします。

 

チーム運営においても大切な要素なのかもしれません。

トップに立つ人間の役割ともいえるかも言えます。

シビアな姿勢を保つことは、実力主義、競争意識の活性化を起こします。

2軍には2軍のコーチがいることもそう。余計な事を口にしない。

選手、コーチに”任せる”という行為は、信頼の合図でもあります。

この”無視”には、信頼と激励のメッセージが込められているのです。

称賛

次に使うのが「称賛」。

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これは、1軍と2軍の狭間にいる選手、1軍で控えの選手たちへの接し方です。

選手が喜びとやる気を引き起こす「称賛」をあえて控え選手に送ります。

さらなる鍛錬を促しレギュラー選手を脅かす存在になることで、競争を絶やしません。

この称賛のタイミングが肝心だと言います。

なぜレギュラー選手に送るのではなく、控え選手なのか。

「称賛」をもらうことが目的化していては成長がないからです。

チームとしての勝利、選手の成長をゴールにおいているからこそ、満足感を与えないという視点は大事なのかもしれません。

批判

最後にレギュラークラスの選手には「批判」です。

 

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野村さんの下で野球をしていた選手は、野村さんの”批判”を受けると一人前になったと感じるそうです。

一流の選手こそ、認められているという信頼関係の下に、批判を受け入れることができるのだと思います。

先に述べた名著「7つの習慣」においても、成功の源泉は、人格にあると言います。

一流には技術ではなく、批判を受け止める謙虚さ、寛大な心、誠実さを求められる。

この指導からわかるように、野村さんは真の一流・成功者なのだとつくづく感じます。

 

指導者は、野球というツールを使いながら人格を育み、次なる成功者を生み出す事が、真の成功であり、プロフェッショナルであると心に刻まなければいけません。